アクリル塗料のメリット・デメリット

こんにちは🔅小山支店です😊   

 

      

今回は『アクリル塗料のメリット・デメリット』についてご紹介させていただきます❗                                                       

 

 

 

 

アクリル塗料のメリット

 

 

コストパフォーマンスに優れている

 

アクリル塗料の最大のメリットは、優れたコストパフォーマンスです。

 

アクリル塗料は価格が安いので、広い面積を塗装する場合にはウレタン塗料やシリコン塗料など高性能の塗料を使用するのに比べ、

 

コストを大幅に抑えられます。

 

製品によって価格は異なりますが、シリコン塗料と比べて約3割ほど安く入手できるので、限られた予算で工事するのに最適な選択肢と言えるでしょう。

 

耐久性など塗装以外の要素も考慮した総コストで考えるとウレタン塗料やシリコン塗料も優れたコストパフォーマンスが期待できますが、

 

単純に塗装コストだけを比較するのであればアクリル塗料に強い優位性があります。

 

アクリル塗料は、とにかく支払額をおさえて安く施工するのに最適な塗料と言えます。

 

 

ツヤの良さや発色の良さがある

 

アクリル塗料は、優れた艶感と発色の良さを併せ持つ色鮮やかさが魅力です。

 

塗料の中には仕上がりに艶が少ないマットな発色になるものもありますが、アクリル塗料は艶のある美しい仕上がりが特徴の塗料です。

 

非常にはっきりとした色合いに仕上がるので、塗料の美しさを生かし、鮮やかに仕上げたい場合にぴったりな塗料です。

 

 

多くの製品ラインナップがある

 

長い歴史を持つアクリル塗料は、各社から多様な製品が発売されており、豊富なカラーバリエーションがあります。

 

大手塗料メーカーだけでなく中小メーカーも含めると製品の選択肢は非常に多く、

 

同じカラーでも微妙に色合いや質感の異なる各社の製品の中から選択できるのは、色にこだわる方にとって大きなメリットです。

 

 

高い吸湿性を持つため重ね塗りがしやすい

 

吸湿性に優れるアクリル塗料は重ね塗りがしやすく、下地処理なしで直接上塗りをしてもしっかりと定着させることができます。

 

頻繁に塗り替える場所にアクリル塗料を用いれば、塗り直しの時期が来ても最低限の下準備だけで塗り直し作業ができるので、

 

メンテナンスコストを削減できます。

 

塗膜が劣化し浮きや剥がれがでてしまっている場合には下処理が必要ですが、目立った劣化がなければ問題なく上塗りができます。

 

アクリル塗料は発色がしっかりしているので、下地がどのようなカラーであっても上塗り塗装の色合いにはほとんど影響ありません。

 

全く別の色に塗り替えても、下地の色の影響で変色することなくなくキレイに仕上がります。

 

 

 

 

アクリル塗料のデメリット

 

 

塗膜の劣化が早い

 

アクリル塗料には、塗膜の劣化が早く耐久性に優れていない、というデメリットがあります。

 

外壁に塗装した場合のアクリル塗料の寿命は5〜8年ほどで、10年持たずに劣化してしまいます。

 

アクリル塗料は原料として使用されているアクリル樹脂の性質上、酸化が起こりやすい事から耐久性が低く、長持ちは期待できません。

 

短期間で塗り替える必要があるので、価格が安く導入コストは低く抑えられても維持コストがかかってしまうため、

 

総コストで比較すると価格優位性はあまり期待できません。

 

 

塗替え時に手間となる場合がある

 

重ね塗りしやすいのがアクリル塗料のメリットですが、実際に塗り替える際に作業が簡単とは限りません。

 

劣化が早く進むアクリル塗料は浮きや剥がれが発生しやすく、そのままでは重ね塗りできないことがよくあります。

 

劣化した塗装面をそのままにして塗り替えるとしっかりと定着せず、短期間でぼろぼろと剥がれてしまう恐れがあります。

 

塗替え時に浮きやハガレをきれいに落として下地処理すれば問題なく塗装できますが、下地処理作業の手間が負担となってコストがかさみます。

 

 

塗膜が固いのでひび割れ(クラック)になりやすい

 

アクリル塗料は塗膜が固くなることで高い防護性を発揮しますが、塗膜が固いことでひび割れしやすいというデメリットも発生します。

 

ムラなくキレイに塗装しても、乾燥や温度変化によるひび割れは避けられません。

 

ノビの良い弾性アクリル塗料を用いたり、あらかじめ塗膜の収縮によるひび割れを見越して塗り直しを考慮した施工計画を立てたり、

 

と工夫次第で対処は可能ですが、ひび割れによる耐久性の低下は懸念材料です。

 

 

過度な浸透性

 

アクリル塗料には優れた浸透性があるので、湿気がたまりやすい室内の塗装に向いています。

 

一方で、過度な浸透性による湿気の悪影響は大きなデメリットです。アクリル塗料で塗装しても、防湿効果は期待できません。

 

雨の多いエリア外壁をアクリル塗料で塗装した場合、外部からアクリル塗料越しに内部に湿気が浸透し、住宅に悪影響をおよぼす可能性があります。

 

 

 


 

 

いかがでしたか❓

 

 

 

今回は『アクリル塗料のメリット・デメリット』についてご紹介させていただきました🤗

 

 

 

 

 

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