ウレタン防水とは?

こんにちは🔅小山支店です😊
今回は『ウレタン防水』についてご紹介させていただきます❗
ウレタン防水とは?
ウレタン防水とは、液体状のウレタン樹脂を複数回塗り重ねることで防水層を形成し、雨水の浸入を防ぐ防水工事の一種です。
マンションの屋上やベランダ、バルコニーなど、さまざまな形状の場所に対応できるため、多くの建物で採用されています。
つなぎ目のない一体型の防水層を作れることから、複雑な形状の場所でも優れた防水性能を発揮します。
また、施工が比較的簡単で、ほかの防水工事と比べてもコストがおさえられる点も魅力です。
ウレタン防水には、複数の工法があり、建物の状態や目的に応じて適した工法が選ばれます。
工法の種類
ウレタン防水には、おもに「密着工法」「通気緩衝工法」「メッシュ工法」の3種類があり、使用する工法によって効果や耐久性などが異なります。
適切な工法を選ばなければ、亀裂や雨漏りなどのトラブルが発生する可能性があります。
防水工事を行う際には、場所に適した工法を選択しましょう。ここでは、各工法について詳しく解説します。
密着工法
ウレタン防水の密着工法とは、床面に直接ウレタン樹脂を塗布して防水層を作る方法です。
施工が比較的シンプルで、工期も短いため、費用をおさえられる点がメリットです。
また、防水層の下に溜まった水蒸気を外へ逃す脱気筒を取り付ける必要がないため、狭い場所でも施工しやすく、
ベランダやバルコニーなどの小規模な防水工事に適しています。
しかし、下地の湿気や動きに敏感で、ひび割れや膨れが発生するリスクがあるため、下地の状態に注意が必要です。
通気緩衝工法
通気緩衝工法は、ウレタン防水のなかでも湿気が多い下地や古い建物に適した工法です。
下地の上に「通気緩衝シート」を敷き、その上からウレタン樹脂を塗布することで、防水層内に湿気が溜まるのを防ぎます。
この工法は、コンクリートや雨漏りが起こっている床など、湿気を含む材質で効果を発揮します。
通気緩衝シートは、湿気を逃がすための通気層を作る役割を果たしており、膨れやひび割れのリスクを軽減します。
さらに、脱気筒の設置によって、施工後の湿気も効率的に排出できるため、長期間にわたって防水効果を維持しやすい点が特徴です。
屋上や広い床面に使用されることが多く、雨漏りや湿気対策に優れています。
メッシュ工法
メッシュ工法は、ウレタン防水の強度を高めるために、メッシュシートを使用して施工する方法です。
この工法では、下地の上にメッシュシートを敷き、その上からウレタン樹脂を塗布して防水層を作ります。
メッシュシートがウレタン層の補強材としての役割を果たし、防水層のひび割れや剥がれを防ぐ効果があるため、地震や建物の揺れが心配な地域や、
頻繁に人が出入りする場所に適しています。
一般的な密着工法に比べて耐久性が向上し、長期間にわたって防水効果を維持できるのが特徴で、耐久性を重視する場所で多く採用される工法です。
他の防水との違い
ウレタン防水以外にもさまざまな防水工事があります。
代表的な防水工事の種類は大きく分けての3種類です。● FRP防水 ● シート防水 ● アスファルト防水
ウレタン防水は、ほかの防水工法と比較して、柔軟性と施工性に優れた工法です。
複雑な形状や狭いスペースにも対応でき、さまざまな場所で使用されています。
一方で、FRP防水やシート防水、アスファルト防水などは、特定の条件下でより高い性能を発揮します。
これらの工法はそれぞれ異なる特性があり、使用目的や施工場所によって適した選択が必要です。 ここでは、各防水工事について詳しく解説します。
FRP防水
FRP(エフアールピー)防水は「FRP」と呼ばれるプラスチック製の繊維を使用した防水工法です。
FRPは軽量でありながら頑丈で、耐久性と耐水性に優れているため、人が頻繁に出入りする屋上や重いものを置く場所などに適しています。
FRP防水は、硬くて丈夫な防水層を作るため、衝撃に強いのが特徴です。ただし、下地の伸縮に弱いため、木造建物や広い面積の施工には不向きです。
施工費用はウレタン防水よりやや高めですが、強度を重視する場所に適した工法です。
シート防水
シート防水は、塩化ビニールや合成ゴムでできたシートを貼り付ける防水工法です。
充分な防水性能を持ちながら、施工後すぐに効果を発揮するため、迅速な防水処理が可能です。
おもに広い屋上や平らな場所に適しており、一度施工すればシートの寿命が来るまでメンテナンスが不要なため、コスト面でもおすすめです。
とくに工場や商業施設の広い屋根で多く使われ、シートの色やデザインも豊富なので、目立つ場所にも適しています。
また、シートは均一な厚さで製造されているため、施工ミスが少なく、品質も安定しています。
ただし、複雑な形状の下地や風が強い地域ではシートがめくれるリスクがあるため、使用場所には注意が必要です。
アスファルト防水
アスファルト防水は、アスファルトを用いたアスファルトシートと呼ばれる防水シートを使用して、防水層を形成する工法です。
耐久性が高く、ビルやマンションの屋上など、広い面積での施工に適しています。
また、新築時におすすめの工法です。 ほかの防水工事が10〜15年程度の耐久性であるのに対し、
アスファルト防水は15〜30年程度と、長期間にわたって防水効果が持続します。
おもに耐久性が求められる場所や、頻繁にメンテナンスができない場所に向いています。
ただし、アスファルト防水は施工に時間がかかり、重量があるため、建物に負担をかけることがあるため、構造計算が必要になる場合があります。
いかがでしたか❓
今回は『ウレタン防水』についてご紹介させていただきました🤗
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