ケラバとは🏠
こんにちは🌷
長野支店です!!
今回はケラバについてお話します✨
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🌟ケラバとは?
切妻屋根や片流れ屋根の外壁から出っ張っている屋根の部分の内、雨樋がついていない側をケラバといいます。
ケラバとは部材名ではなく、場所を示す名称です。見方を変えれば、妻側の端部分とも捉えることもできます。通常は屋根材と破風板、水切り金具などで覆われています。
これに対して軒側の端部分は「軒」といいます。
🌟ケラバの3つの役割
①日当たりの調整
夏には、ケラバがないと窓ガラスや外壁に直射、日が当たり2Fの室温がかなり高温になります。
しかし、冬はケラバがあっても日射角度が低いため、日当たりが悪くなりことはありません。
このようにケラバには、日当たり加減の役目があります。
②外壁の紫外線劣化防止
ケラバがあると、外壁上部から屋根が出っ張るので、外壁が太陽の紫外線の悪影響を受けにくくなります。
その結果、紫外線劣化を遅らせることができます。
③雨水の吹き込み防止
通常、ケラバは外壁や窓の上部にあります。
そのため、雨天時などに屋根からの水切りの役割を果し、外壁や窓への雨水の吹き込み防止の役目があります。
🌟ケラバ水切りと破風板
ケラバは屋根の場所を指す建築用語とお伝えしましたが、ケラバ部分には「ケラバ水切り」と「破風板」と呼ばれる役物(部材)で雨仕舞いを行います。
特に「ケラバ水切り」はケラバと混同して認識されやすいですが、ケラバという箇所に、「ケラバ水切り」と「破風板」という役物(部材)があります。
屋根の葺き替え工事や屋根のカバー工法で「ケラバ役物」や「ケラバ雨仕舞い」という記載があった場合は「ケラバ水切り」を指しているということを前提知識として理解しておきましょう。
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