ケレンとは?

 

こんにちは!ユウキホームです!

外壁塗装の見積もりを眺めている時、「ケレン」という文字を目にして「これはどんな作業だろう」と疑問に思ったことのある方も多いかと思います。

 

外壁塗装を成功させるためには、このケレン作業が見積書に書かれているかどうかを、必ず確認しておかなければなりません。

どんなにハイグレードな塗料を使っても、ケレン作業をおろそかにすると、外壁塗装を長持ちさせることができなくなってしまうためです。

 

今回は、外壁塗装の命運を分けるといっても過言ではない、ケレン作業について、解説していきたいと思います!

 

1.外壁表面の異物を除去する作業

ケレン作業とは、カンタンに説明すると「外壁の異物を取り除く作業」のことで、「素地調整」とも呼ばれます。

 

外壁塗装では、まず、外壁表面の汚れを、業務用高圧洗浄機の強力な水圧で落とします。

 

 

しかし、金属部にこびりついたサビや古い塗膜などは、高圧洗浄作業でも落とせないことがあります。

そのため、高圧洗浄作業のあとは、この残った汚れを取り除くために、ケレン作業が行われます。

 

汚れやサビが手で剥がせるようであれば、ケレン作業は大掛かりな工事にはなりません。

 

しかし、サビが成長してコブのように膨れ上がっていたり、外壁材や金属部材の深部まで進行していたりする場合は、必要性に応じて、電動工具などを使って時間をかけて除去しなければなりません。

2.外壁表面を滑らかにする作業

ケレン作業は、主に、屋外にある金属製の手すりや、屋根の板金や鼻隠しといった付帯部分のサビ除去を目的として行われますが、木材やサイディング材でも、表面処理作業の一環として行われます。

 

外壁塗装を、ムラなく均一な仕上がりにするためには、外壁表面の凹凸や劣化損傷をできるだけ補修しておかなければなりません。

また、塗料が付着しにくいガルバリウム鋼板の屋根や外壁であれば、ヤスリなどであえて毛羽立たせ、塗料が付着しやすい状態にしておく必要があります。

 

このように、塗料が付着しやすくなるように、外壁表面をあえて傷つける表面処理作業のことを「目荒らし」または「足付け」と呼びます。

■ケレン作業の目的

 

ここまでケレン作業の内容をご説明してきましたが、一体なぜ、ケレン作業を行って、外壁に下地処理を施さなければならないのでしょうか

 

ケレン作業を行う目的と重要性をまとめると、以下のようになります。

1.塗料を長持ちさせる

どんなに丈夫な塗料でも、サビや汚れなどの異物の上から塗ってしまうと、その異物が下から塗膜状態に悪影響を及ぼしてしまい、長持ちしなくなってしまいます。

 

例えば、サビを残したまま塗料を塗ってしまうと、サビは塗膜の下で成長し続け、次第に塗膜を食い破る可能性があります。

あるいは、サビの成分が塗料の耐久性を落とし、施工後すぐに塗膜剥離や浮きが生じるようになってしまいます。

 

いかに強力な防錆剤(ぼうせいざい)を塗布しても、サビを根本から除去しなければ、外壁は何度もサビの脅威にさらされることになってしまうのです。

2.塗料の密着性をよくする

汚れなどを外壁表面に残したまま塗料を塗ると、汚れに邪魔をされて、外壁と塗料が密着できなくなってしまいます。

塗料がしっかり外壁に付着できないと、付着していない箇所から塗膜剥離(とまくはくり)が発生したり、塗面に傷や割れが生じやすくなって、雨水が浸水したりする恐れがあります。

 

特に、塗装の第1段階目で使う下塗り塗料がしっかり外壁に付着できていなければ、下塗り塗膜がしっかり形成されず、塗膜内部がもろくなり、その上から塗る中塗り用や上塗り用塗料も、耐久性を落としてしまいます。

 

ケレン作業で汚れやサビを除去しておかなければ、いかに優れた外壁専用の塗料でも脆弱塗膜(ぜいじゃくとまく)となり、その性能を発揮することはできません。

3.塗装の完成度を高める

ケレン作業によって凹凸がなく滑らかになった外壁は、塗料をまんべんなく密着させることができます。

 

丈夫な塗膜で外壁をしっかり覆うことができれば、ムラがなく発色もよい塗面で外壁が覆われ、見た目も美しく、家を外から強力に保護することができます。

 

 

■ケレン作業の注意点

ケレン作業を怠ると、塗料の耐久性が低くなることは、これまでご説明した通りです。

たとえどんなによい塗料を使って、よい技術で塗替えても、ケレンを怠ると外壁そのものの耐久性を落とすことになってしまいます。

 

しかし、ただ単にケレン作業さえ行えば、必ず外壁塗装リフォームが成功するかというと、そうではありません。

 

1.ケレン作業が複雑になる前にリフォームを

外壁のサビがひどくなるほど、大掛かりなケレン作業を行わなければなりません。

 

作業規模が大きいケレン作業ほど作業方法は複雑になり、作業員の手間も増え、価格相場も高くなりますので、外壁塗装全体の費用も高額になってしまいます。

さらに、長年外壁塗装をおろそかにして、ケレン作業でも下地調整ができないほど外壁を劣化させてしまうと、外壁材そのものの交換という、大工作業を伴う高額な外構リフォームに発展してしまう恐れがあります。

 

つまり、外壁の状態が比較的よい時に、定期的に再塗装を行っていれば、ケレン作業もごくカンタンな内容と金額で済ませることができ、少ない手間と費用で丈夫な外壁を維持することができるのです。

 

■まとめ

外壁塗装といえば、塗料をハケで塗る作業や、足場設置などがメインに思われがちですが、工程全体の中でも非常に重要な意味を持つ工程が、今回ご紹介したケレン作業です。

塗装の完成度を高めるためには、ケレン作業によって、汚れや凹凸を取り除き、滑らかな表面に仕上げておかなければなりません。

ご自宅を長くきれいに保つためにぜひユウキホームにご相談ください!