コンクリート爆裂について
こんにちは🌷
長野支店です!!
今回はコンクリート爆裂についてお話します✨
🌟基礎コンクリートが爆裂を起こす理由🌟
建物が古くなってくると、コンクリートの劣化によって基礎の表面にクラック(ひび割れ)が発生します。発生したクラックからは雨水や空気が侵入するため、内部の鉄筋が酸化して錆びてしまう原因になります。
錆びた鉄筋は体積が膨張するので、さらにクラックが発生します。こうなると雨水や空気が内部に入り込みやすくなり、鉄筋の錆びと膨張がどんどん進行して、最終的には基礎コンクリートの外部に露出してしまいます。
基礎コンクリートには30年〜40年という寿命があります。しかし、劣化が進むと寿命まで持たないこともあるのです。
🌟基礎コンクリートを劣化させる主な原因🌟
🌼中性化🌼
アルカリ性のコンクリートは、時間の経過とともに空気中の二酸化炭素と反応して「中性化」を起こします。通常の基礎はアルカリ性のコンクリートが鉄筋を守っているので、錆びることはありません。
しかし、コンクリートが中性化すると鉄筋を守りきれなくなって、錆びが発生してしまいます。錆びた鉄筋は膨張するため、基礎の表面にひび割れが生じてしまうのです。
🌼水分🌼
コンクリートは水を内部に浸透させやすいという特徴があります。
水分を含んだコンクリートは劣化してひび割れを起こすので、さらにそのひび割れから水分が侵入するという悪循環が発生します。
🌼乾燥収縮🌼
コンクリート内部の水分が乾燥によって蒸発すると、基礎が収縮してコンクリートが引っ張られてしまいます。この引っ張る力によって、コンクリートにひび割れが起きてしまいます。
🌼気温の変化🌼
コンクリートには、温度が急激に下がると縮むという性質があります。縮む力がコンクリートの引張強度を上回った場合、表面にひび割れが発生します。
🌼凍害🌼
コンクリート内部の水分が凍ったり溶けたりすることで起こる劣化です。コンクリート内部の水分が凍ると膨張圧がかかってコンクリートが膨らみます。
凍った氷が溶けると、今度はコンクリートの組織が緩みます。これを繰り返している間に、コンクリートが劣化してしまうのです。
🌼塩害🌼
海に近い地域では、潮風による塩害でコンクリートが劣化します。
塩分がコンクリートの内部に入り込むと鉄筋の腐食や錆びが発生して、基礎コンクリート全体の劣化へと繋がるのです。
🌼地震🌼
大きな地震の揺れを経験している基礎コンクリートは、強度が低下している可能性があります。地震のあとに新たなクラックが発生していたら注意が必要です。
🌟まとめ🌟
基礎コンクリートが爆裂すると建物が大変危険な状態になり、補修工事も大がかりになります。夜害を拡大させないためには、日頃の点検や事前の基礎補強が重要です。
基礎内部の鉄筋が露出していなかったとしても、基礎コンクリートにひび割れが起きていたら、劣化が進行している可能性があります。ひび割れは絶対に放置しないで、早めの補修を検討しましょう。
コンクリートのひび割れ、爆裂の予防には「基礎補強」が効果的です。基礎補強はコンクリートの劣化を補修し、強度を向上させるエ事です。一度、基礎補強をおこなうと半永久的に効果が持続するので、なるべく早めの施工がおすすめです。
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