コーキングとシーリングの違い

こんにちは!宇都宮支店です!
今回はコーキングとシーリングの違いについてお話させていただきます!

 

雨漏りや隙間風を防ぎ、建物の耐久性を高めるために欠かせない「コーキング」と「シーリング」。

しかし、その違いを明確に理解している人は少ないのではないでしょうか?

今回は、コーキングとシーリングの役割を解説します。建物の長持ちと快適な住環境を守るために、ぜひ参考にしてください。

 

コーキングとは?

コーキングとは、建築物の外壁や窓枠などの隙間にコーキング材と呼ばれる充填材を注入し、防水性・気密性を高める作業です。コーキングは、建物の防水・気密性を高め、長持ちと快適な住環境を守るために重要です。

 

 

コーキングの役割

コーキングの主な役割は、以下のものが挙げられます。

 

防水性を高める:雨水の浸入を防ぐ、雨漏りを抑制する、外壁材の劣化を防ぐ、建物の耐久性を向上させる

 

気密性を高める:外気による隙間風を防ぐ、室内の温度・湿度を快適に保つ、騒音やホコリの侵入を防ぎ、住環境を快適にする

 

その他:外壁材や窓枠の動きを吸収し、破損を防ぐ、建物の美観を保つ

 

具体的には、外壁のサイディング材の隙間、窓枠と壁の隙間、浴槽と壁の隙間、サッシ周りの隙間に使用されるものです。

建材の固定や、衝突を防ぐためのクッション代わりとしての役割もあります。

 

 

 

シーリングとは?

シーリングとは、建物の外壁や窓枠など、隙間ができやすい箇所にシーリング材と呼ばれる充填材を注入し、ひび割れや隙間を埋めて防水性・気密性を高める作業のことを指します。コーキングと混同することもありますが、建築業界的に明確な違いはないようです。ただし、シーリングは建物の外側での作業を指している場合が多く、コーキングは建物内での作業を指している場合が多いようです。

 

 

シーリングの役割

シーリングは、コーキング同様、建物の防水性、気密性を高めてくれる役割があります。

特に、建物の外壁に使用されるサイディング材のひび割れを補修する際に、シーリングが用いられます。また、建材を固定させることも、シーリングの役割です。

 

 

まとめ

シーリングとコーキングは、基本的に同じ意味で使われます。元々、シーリング作業で使われたのが、油性コーキングだったことから、「シーリング」を「コーキング」と呼ぶ方もいるようです。厳密には、シーリングは建物の外側、外壁の目地に使われ、コーキングは建物の内側、窓枠・サッシに使われることで呼び方が変わっています。コーキングとシーリングは、ともに防水性・気密性を高めて建物の劣化を防ぎ、住環境を快適なものにしてくれる重要な役割があります。

 

 

 

いかがでしたか?

今回はコーキングとシーリングの違いについてお話させていただきました。

 

 

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