ドーマーの役割

     こんにちは!宇都宮支店です!
今回はドーマーの役割についてお話させていただきます!

ドーマーとは、主にロフトなどの屋根裏部屋への採光を目的として設置される窓や屋根のことを指します。ドーマーは、屋根にはめ込む天窓とは違い、屋根から突き出すように切り妻や片流れ屋根の小屋根の形状をしているのが特徴で、ドーマーウインドウや屋根窓とも呼ばれています。ヨーロッパ建築によくみられる形のため、最近は採光目的だけではなく、ヨーロッパ調のデザイン用パーツとしても人気となっています。

 

ドーマーには、主に4つの役割があります。設置するメリットは以下の通りです。

 

採光

ドーマーには、室内に光を取り込むという役割があります。一番日当たりの良い屋根の中央部に窓を設置するため、小さな窓でも広範囲に射光が広がり、室内へ大量の光を届けることができます。天気のいい日なら、日中は照明をつけなくてもよいほどたっぷりと光を取り入れられますので、電気代の節約にも繋がります。

 

通気性

開閉が可能なドーマーの場合には、部屋の通気性を高めるという役割もあります。屋根裏は、熱気や湿気がたまりやすい場所なので、空気が通りにくい状態ではカビが発生し木材が腐食して、健康被害を引き起こす原因にもなってしまいます。そのため、開閉可能なドーマーを通気口として利用することで、カビによるトラブルを予防できます。また、室内の風通しが良くなることで、室内の熱気を外に逃がすこともできます。

 

居住区の拡張

ドーマーを設置することで、本来デッドスペースとなっていた屋根裏を居住空間に変えることができるというメリットがあります。家の面積が狭いなどの場合でも、ドーマーを設置することによってスペースを有効活用することができます。

 

デザイン性

平面の屋根にドーマーを設置することによって、立体感が生まれ住宅全体のデザイン性を高めることができるというメリットもあります。ヨーロッパでは伝統的なデザインのため、特に洋風の住宅に適しています。

 

デザインや魅力的な機能を備えているドーマーですが、太陽光パネルとの相性が良くなかったり、風や雨の被害を受けやすかったりとデメリットもありますので、設置を検討する際にはその点に注意をしながら検討するようにしましょう。

 

採光や通気ということであれば他にも天窓やハイサイドライトなどを設けるといった方法もありますので、そちらもぜひ検討してみて下さい。

 

 

今回は、ドーマーについてお話させていただきました!

 

 

 

 

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