フィラー塗装について
こんにちは長野支店です🍂
今日は、フィラー塗装についてお話していこうと思います✨
🌟フィラー塗装とは🌟
フィラーとは、下塗りの中でも素材表面のデコボコを平らにしてくれる、下地調整材の役割を持っています。
凹凸を無くして表面を滑らかにしたり、小さなひび割れも埋めたりできるので、中・上塗りの仕上がりをより良いものにしてくれます。
特に凹凸が出やすいモルタルの外壁や、傷みで表面が荒れている素材に対しては有効な効果を持っているので、
フィラーは下地を調整してくれるものと覚えておきましょう。
🌟目的と効果🌟
フィラーを使うのは、塗装をする面の凸凹をなるべくなくして平にし、
より良い状態にして中・上塗りができるようにする下準備が目的です。
フィラーは他の下塗り材よりも粘度が高く、下地に厚みができるため、パテのような効果があります。
そのため、表面にひび割れや荒れがある悪い状態でも、フィラーで滑らかに落ち着かせてから次の塗装ができるのは、他の下塗り材にはない特徴です。
🌟モルタル壁や傷んだスレートに最適🌟
フィラーは、主にモルタル壁や、劣化が進んだスレート屋根に、下塗り材として最も使われます。
下地に厚みができるため、細かいひび割れが出やすいモルタル壁のひび埋めや、劣化で肉痩せしたスレート屋根の補強に適しているためです。
建材の状態を落ち着かせてから塗装ができるため、このような凹凸の多い素材に最適なのです。
🌟フィラーの注意点🌟
フィラーは、モルタル外壁に使用し、サイディングには使用しません。
ヘアクラックが生じたモルタル外壁や凹凸の多い下地材に使用されています。
フィラーでヘアクラックや段差を埋めて平滑にするため、厚塗りになります。シーラーよりも塗布量が増えます。
フィラーは水性タイプのみです。シーラーとフィラーの機能を合わせた「微弾性フィラー」もよく使用されています。
微弾性フィラーは、ヘアクラックの多いモルタル外壁での使用例が最も多くなっています。
微弾性フィラーの使用例が多いのも、下地が劣化してフィラーが使えない場合があるからです。
下地の劣化が激しく、別々に使用する場合は、シーラーを吸い込ませた後にフィラーを使用するようになっています。
🌟まとめ🌟
フィラー塗装は塗装の中でも、最初に行う重要な下塗りの工程で、仕上がりの品質に直結します。
またフィラーの中でも、最も使われるのは「微弾性フィラー」というもので、ひびを埋めるだけでなく、
割れの拡大も防いでくれる伸縮性の効果を持っています。
但し、そうした効果もサイディングには使えません。フィラーが施工不良の原因になる可能性があるためです。
このような注意点をしっかりと守れる、適切なフィラー使用は、プロの点検から始まります。
当社では外壁の無料診断、雨漏り診断など幅広く展開しております🌟
お気軽に最寄りのそールームへお問い合わせください📞✨
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