モニエル瓦とは🤔❓

こんにちは🔅小山支店です😊   

 

      

今回は『モニエル瓦』についてご紹介させていただきます❗                                                       

 

 

 

モニエル瓦とは❓

 

 

モニエル瓦は、おしゃれなデザインにもかかわらず、災害に強い大変優れた屋根材です。

 

ヨーロッパで広く普及している瓦で、日本国内においても1970年代~1980年代において大変人気でした。

 

モニエル瓦は、陶器ではなくコンクリートでできた瓦で、日本モニエル株式会社が販売していました。

 

もともとは、商品名だったモニエル瓦は広く普及したため、屋根材名として定着しました。現在は、モニエル瓦は生産されていません。

 

 

モニエル瓦の特徴

 

耐震性が高い

 

モニエル瓦は、屋根への負担が少ない耐震性が高い屋根材です。

 

セメントと砂利を混ぜたコンクリート製のモニエル瓦は、日本古来の粘土瓦よりも軽いためです。

 

軽量であるモニエル瓦は、万が一地震が起きても建物への負担が少ないため、破損や倒壊のリスクが少なくなります。

 

 

断熱性が高い

 

モニエル瓦は、着色スラリーと呼ばれるセメントでできた着色材やアクリル樹脂系の塗料など、特殊な処理がされているため断熱性が高いです。

 

また特殊な処理が施されると、防水性も高くなります。

 

 

デザイン性が高い

 

また、着色スラリーは色彩が豊かなため、モニエル瓦は、高いデザイン性があります。

 

和型や洋型などのデザインもあって、建物の雰囲気に合わせた色彩とデザインを選ぶことができます。

 

 

モニエル瓦の劣化症状

 

色褪せ

 

色彩豊かなスラリー層は、時間と共に色褪せてくすんできます。日々の雨風や紫外線の影響により、色が抜けてきている状態です。

 

立地の条件や気候によっても違いますが、約10年くらいで見られる劣化症状です。

 

カビ・コケの繁殖

 

塗装の防水性が切れてくると、カビやコケの胞子が瓦に付着して根付いてしまいます。

 

瓦の表面の黄色や茶色のブツブツは、カビやコケです。黄色や茶色のコケやカビは日が当たって乾燥している仮死状態で、

 

北側の屋根や梅雨の時期は緑色をしている場合もあります。

 

コケやカビは、内部に根を張るためモニエル瓦を脆くしてしまうため注意が必要です。

 

 

ヒビ割れ

 

厚い屋根材であるモニエル瓦も、経年劣化でヒビ割れを起こします。

 

塗装の防水性が切れると、モニエル瓦のセメントは、水を吸ってしまいます。水を吸ったときに膨張し、乾くことで収縮します。

 

この膨張と収縮の繰り返しが、ヒビ割れの原因です。

 

ヒビ割れは、放っておくと欠けてしまいます。

 

ヒビ割れが見られたときは、塗装の防水性が切れてしばらく時間が経過していると考えましょう。

 

 

モニエル瓦のメンテナンス方法

 

塗装

 

モニエル瓦の劣化の状況にもよりますが、目安として10年~15年に一回程度の頻度で塗装を行うと、防水性とキレイな外観を保つことができます。

 

塗装を行うときは、モニエル瓦のコンクリートを保護しているスラリー層を、しっかり取り除いて塗装する必要があります。

 

スラリー層は、塗装がのりにくいためです。また、スラリー層の上に塗装をしてしまうと、劣化したスラリー層と共に塗装が剥がれてしまう

 

可能性があります。

 

 

葺き替え

 

モニエル瓦の劣化が進み、塗装で対応できない場合は、屋根材を下地から取り替える葺き替えを選びましょう。

 

近年は、モニエル瓦の葺き替えを行う人が増えています。

 

1970年代~1980年代において人気だったモニエル瓦は、現在も使われていた場合、40年近く経過しています。

 

モニエル瓦が劣化しているため地震や台風に備えて葺き替えを選ぶ人や、部分修理を行いたいがモニエル瓦が現在は販売していないため、

 

葺き替えを選ぶ人が増えています。

 

 

 


 

 

 

いかがでしたか❓

 

 

今回は『モニエル瓦』についてご紹介させていただきました🤗

 

 

 

 

 

🎀当社では外壁の無料診断、雨漏り診断など幅広く展開しております🎀

 

お気軽に最寄りのショールームへお問い合わせ下さい😊

 

 

シェアする!