付帯箇所ってどこ??

こんにちは! 郡山支店です😊
今回は、付帯箇所って?についてお話していこうと思います!!!😊

 

目次

付帯部とは?

建物は屋根や外壁以外にも様々な部材によってつくられており、付帯部とは屋根や外壁以外の細かい箇所のことをいいます。
主には軒天・破風板・鼻隠し・雨樋・幕板・庇・水切りなどがあります。
外壁塗装工事では一般的に付帯部塗装も併せておこないますが、自分が思っていた箇所が塗装されていなかったというトラブルが発生する場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
付帯部はあまり重要視されないことも多いですが、美観を維持し建物を守るためにも非常に重要な部分になります。

付帯部の種類と役割

軒天


軒天とは、外壁より外側に出ている屋根の裏側部分を指します。
軒天井・軒裏天井・上げ裏・軒天ボードなどとも呼ばれています。
軒天の大きさは狭いサイズから1メートルと大きい軒天まで様々な大きさがあり、屋根がどれくらい外側に飛び出しているかで異なるのです。
軒天の役割は以下になります。
・雨風から外壁を保護する
・延焼防止
軒天の大きな役割は、雨風から外壁を守ることです。
もし軒天がなかった場合、雨が直接外壁に当たってしまい外壁が劣化しやすくなります。
さらに外壁に当たった雨水が建物内部に入り込むと、雨漏りや建物の腐食にも繋がってしまうのです。
2つ目の役割は、火災が起きた際に火が燃え広がることを防ぐことです。
火は下から上に向かって延焼し、軒天がないと短時間で屋根裏まで燃え広がってしまいますが、軒天があることで火が屋根に燃え移ることを防ぐことができるのです。
軒天は雨が直接当たらないので劣化もしにくいと思う方も多いかもしれません。
実際に直接雨が当たることは少ないものの、湿気はこもりやすいため傷みやすく、さらに埃や土などの汚れによって建物の美観にも影響してしまいます。
軒天の役割を十分に発揮させて大きなトラブルを防ぐためにも、定期的なメンテナンスは欠かせません。

破風板・鼻隠し


破風板や鼻隠しは、軒先の先端に設置してある板状の部材のことをいいます。
破風板と鼻隠しは同じものを指すため違いがわからない方も多いのではないでしょうか。
破風板は雨樋が付かないほうの軒先の先端に付いている板をいい、鼻隠しは雨樋が付いているほうの軒先の先端に付いている板を指します。
破風板・鼻隠しには以下のような役割があります。
・雨風の浸入を防ぐ
・防火性を高める
・美観性を高める
・雨樋の下地材になる
破風板には屋根裏に雨風が入り込まないようにする役割があります。
屋根は上からの雨や風を遮ることはできますが、横や下からの雨や風にはあまり強くありません。
破風板や鼻隠しがあることで、横や下からの雨風の浸入を防いでくれるのです。
もう1つの重要な役割は防火性を高めることです。
火災が起きた際、火の手は下から上に向かっていくため、破風板や鼻隠しがなかった場合はあっという間に火が軒に燃え移ってしまうのです。
そして、破風板や鼻隠しには美観性を高めるという役割もあります。
屋根の構造部には垂木という屋根を支える部材があり、破風板や鼻隠しがなかった場合は垂木の切り口が見えてしまい見た目が良くありません。
そのため、破風板や鼻隠しを取り付けることで構造部を隠し、外観をすっきりとさせる目隠しの役割もあるのです。
最後の雨樋の下地材としての役割は、鼻隠しの役割になります。
鼻隠しには雨樋が付いているため雨樋の下地材としての役割を果たしてくれ、垂木に部材を使って雨樋を取り付ける必要がないのです。
破風板や鼻隠しには15~20年ほどの耐用年数がありますが、常に紫外線を受けているため劣化しやすい箇所でもあります。

付帯部を塗装する理由

付帯部の劣化・破損を防ぐ


外壁同様、付帯部も塗装しないまま長期間経過すると、雨風、紫外線によって劣化スピードが速まってしまいます。劣化が進むと最終的に破損してしまい、部品を新たに交換しなければなりません。
劣化防止やメンテナンスのために付帯部にも塗装する事で、付帯部としての機能を長持ちさせることができます。

付帯部塗装をしないと美観が損なわれる


いくら外壁のみ綺麗に塗装してあげたところで、雨樋や幕板などの付帯部が塗装されておらず、色褪せやコケ、汚れがある場合は、綺麗になった外壁のほうではなく、
美観が損なわれている付帯部のほうに目がいってしまい、悪目立ちしてしまいます。外壁塗装と一緒に付帯部も塗装してあげることで、より美しい外観になります。
以上についてでした。
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