塗料に含まれる添加剤とは❓
こんにちは🔅小山支店です😊
今回は塗料に含まれる添加剤についてご紹介させていただきます❗
添加剤とは❓
添加剤は、塗料に付加機能をつける成分になります。
光触媒塗料などの塗料は、添加剤によって高耐久を実現したものです。
添加剤の種類と役割
可塑剤の役割:塗料の柔軟性・付着力を向上させる
可塑剤の役割は、塗料の柔軟性や付着力、耐候性を向上させることです。
可塑剤は、塗料の中でも特に揮発乾燥性の塗料に添加されています。
界面活性剤の役割:表面張力を低下させ、均等に分散させる
表面張力を低下させ、塗料を固まらせずに塗料の中に均等に分散させます。
また保管中の沈降を防止します。
たれ防止剤の役割:塗膜が流れ落ちるのを防ぐ
たれ防止剤の役割は、塗装の作業に適した粘度に調整し、塗膜が流れて落ちてしまうのを防ぐことです。
たれ防止剤があることで、塗装後に塗料が均一な状態を保てるような粘度を与えることができます。
ただし、粘土が常にある状態だと、塗装がしづらくなります。
そこで、攪拌(塗料を混ぜること)や塗装時など、塗料に力を加えているときは塗料の粘度が下がり、
塗装が終わって力を加えなくなると粘度が上がるような仕組みになっています。
消泡剤の役割:ピンホール(気泡)を防ぐ
消泡剤の役割は、塗料を塗ったときに空気が含まれて気泡が発生し、乾燥後に気泡の跡(ピンホール)が残ってしまうのを防ぐことです。
ピンホールとは、外壁を針で刺したような小さな穴ができる症状のことを言います。
外壁塗装において施工不良が起こる場合、塗装後の外壁に小さな穴(ピンホール)ができてしまいます。
色別れ防止剤の役割:顔料混合で生じる色むらを防止する
お客様がご希望されるお色味は、標準色1色で表される場合もありますが、2色以上を混ぜ合わせて表す場合もよくあります。
その場合、異なる色味の塗料を混ぜ合わせると、塗料中に含まれる顔料の大きさ、比重、電荷等の違いにより、
塗料中で運動度合い(動き易さ)に差が生じるため、顔料蘇生が分離します。
これにより、色別れが生じ、塗装をしたときに色別れとなって表れるのです。
この色別れを防止するのが、色別れ防止剤です。
防腐剤・防カビ剤の役割:腐食やカビの発生を抑える
先ほど、塗料が固まるのを防ぎ、均一に分散させるために界面活性剤を添加剤として加えると説明しましたが、界面活性剤にはデメリットもあります。
それは、スコレコバシディウムやエキソフィアラといったカビを繁殖させることです。
界面活性剤によって繁殖しやすくなったカビ、それによる腐食を抑えるために、別の添加剤を加える必要があります。
それが、防腐剤・防カビ剤です。
皮はり防止剤の役割:未使用時に表面に皮ができるのを防ぐ
皮はり防止剤の役割は、塗料を使っていないときに空気と接する表面に皮が発生するのを防ぐことです。
レベリング剤の役割:塗料の表面を均一にする
外壁塗装を行うと表面が均一になっていますが、これはレベリング剤によるものです。
レベリング剤を使わないで塗装を行うと、表面張力による膨らみがいくつもできて、凸凹した状態になってしまいます。
こうなると塗料の厚みにムラができ、保護の役割をしっかりと果たせなくなります。
そのため、レベリング剤を入れることで塗料の流動性を向上させて、塗料の厚みを均一にします。
いかがでしたか❓
今回は塗料に含まれる添加剤についてご紹介させていただきました🤗
🌟当社では外壁の無料診断、雨漏り診断など幅広く展開しております🌟
お気軽に最寄りのショールームへお問い合わせ下さい😊🎵
シェアする!