塗料の基礎知識【劣化編】

こんにちわ🌞ユウキホーム大宮支店です。
本日は、塗料の基礎知識についてのお話しをしていきます!
📌塗膜が劣化する三大要素
塗膜は、主に「紫外線」「熱(太陽光の赤外線)」「水」の3つの要因によって劣化します。
また、塗膜は下地や周辺環境の影響を受けて劣化することもあります。
塗膜がこれらの影響を受けると、さまざまな劣化の兆候が塗膜に表れ、段階的に劣化が進行していきます。
📌塗膜が劣化する過程
①つや引け、退色、変色➡②白亜化(チョーキング)➡③割れ(クラック)➡④はがれ
塗膜が劣化する過程は大きく4段階に分かれます。
最後の段階である「はがれ」が起こると、塗料の保護機能が発揮されないため、建物自体の劣化につながります。
📌劣化から起こる建物への影響
①つや引けや退色、変色は塗料の成分である樹脂の劣化によって起こります。
これらの劣化現象が起こると、建物の美観不良につながります。
②白亜化(チョーキング)は、樹脂の劣化によって顔料が塗膜表面に現れることで発生します。
塗膜に触れたときに白っぽい粉が手に付着すれば、白亜化が起こっていると言えます。
白亜化が起こると、建物の美観が損なわれます。
③割れ(クラック)は、塗膜の劣化の他、さまざまな原因で発生します。
割れ(クラック)が起こると建物の美観が損なわれるだけでなく、建物の素地へ水が浸入してしまいます。
④はがれは、塗膜の付着力が低下したことによって発生します。
はがれが起こると、素地を保護する機能が失われ、建物自体の劣化につながります。
以上、塗料の基礎知識【劣化編】のご紹介になります✨
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