塗料の希釈とは❔
こんにちは❕高崎支店です🐻
今回は「塗料の希釈」についてお話します🍟
そもそも《希釈》とは・・・❓
塗料の原液に水やシンナーを混ぜて
粘度を低下させて塗りやすくすることを言います。
原液に混ぜる素材は
「薄め液」「希釈液」「希釈剤」と呼ばれています。

なぜ希釈をするの・・・❓
塗料を塗りやすくするため
塗料は原液のままだと粘度が高いため
そのまま塗ろうとすると非常に塗りにくいです。
ハケやローラーの滑りが悪くなりムラやシワになりやすくなるので綺麗に仕上げるのは難しくなります。
気温や湿度の変化に対応するため
気温や湿度によって塗料の粘度は変化します。
原液を状況に応じた希釈率で希釈することで
環境に適した塗りやすい粘度にすることができます。
施工不良の防止
粘度が高い塗料を無理に塗ると、「ピンホール」が発生してしまうことがあります。
ピンホールはと塗膜に小さな穴が空く現象で劣化を引き起こす原因になります。
また塗りムラの原因にもなりやすい為、施工不良につながる可能性が高くなります。

塗料の希釈方法
決められた量の希釈液を入れて混ぜて希釈します。
希釈する塗料がシルバー系の場合はアルミを含んでおり塗料が沈澱しやすいのでよく攪拌しましょう。
注意しなければいけないポイントは刷毛塗りとスプレー塗りで希釈率が違うことです。
メーカー指定の希釈率で希釈をすることが重要です。
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塗料の希釈率を守らないとどうなるのか・・・
耐久年数が短くなる
希釈率を守らないと適度な塗り具合にならず耐用年数が低下します。
本来の耐用年数に満たないまま色あせたり剥がれたりしてしまうため
塗り直しのコストがかかってしまうことになります。
施工不良が起こる
原液と希釈剤がしっかり混ざらず塗りにくくなったり乾燥不良を起こす原因になります。
それによりピンホールや塗りムラなどができやすくなります。
塗料が持つ効果を発揮しない
遮熱塗料や光触媒といった特殊塗料の多くは
塗り方が厳密に決められていることがあります。
上記のような難易度の高い塗装をする場合は間違った希釈率だと性能に悪影響を与える恐れがあります。

いかがだったでしょうか❓
今回は「塗料の希釈」についてお話しました🌸
お住いの寿命や劣化に大きく関わってくるとても大切なことです🙂↕️
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