屋根の色選びについて🏡

外壁の色で選ぶ

相性が良い色と悪い色があります。例えば赤と緑や黒と赤など外壁と屋根の色の相性としてはあまりオススメできません。

因みにパステルカラー同士を合わせると強みを抑えた色使いになるため馴染みやすく違和感を抱かなくなります。

また外壁がベージュやブラウンなら屋根はダークブラウンなど同系色の濃淡にすると調和の取れた配色になりやすいです。

外壁と屋根の配色を考えるときは調和の取れた配色や馴染ませることなどを意識するようにすることが大切です。

庭や塀の色で選ぶ

実は外壁と屋根だけに注意を向けて配色を決めるのは少々危険です。

家の周りには庭や塀などのいろいろな環境がある為それらと調和が取れている配色であるかも重要になります。

例えば鉢植えや庭木がある場合は外壁や屋根にも緑色を取り入れてみると調和の取れた配色にできます。

塀が木製である場合は外壁や屋根をブラウン系にすると統一感を出せたり庭の敷石がグレーなら白やダークグレーなどを取り入れてみるといいかも知れません。

季節の花が咲くような植木が多い場合は花に栄える色を取り入れるのもポイントになります。

庭や塀などの敷地内にどんな色が多いかを観察することも忘れないようにしましょう。

街の景観や近隣住宅との相性で選ぶ

庭や塀だけではなく街の景観や近隣住宅との調和も選ぶポイントになります。

地域によっては景観条例を定めている場合もあります。都市景観の形成や維持を目的に地域の建物の形や色を定めているルールです。

景観条例が定められていない地域でも近隣住宅とかけ離れた色を選ぶと自分の家が街並みから浮いて見えてしまうことがあります。

屋根塗装の色選びで後悔しないためには街の景観と合っているかを見る視点も大切になってきます。

ブラック系

屋根にブラック系の塗料を使用することは昔からとても人気です。

建物全体が引き締まった印象に仕上げることができます。

黒なら外壁の色が少々濃くてもそれに負けることはありません。

白やグレー系との相性がいいのでスタイリッシュに仕上げたい場合におすすめです。

また、黒系統の塗料は白い塗料に比べて寿命が長い傾向にあるとも言われています。

グレー系

黒よりも重たい印象になりづらく外壁とも合わせやすいのでおすすめです。

色味が入っていないので、周りの色と合わせたいときに浮いてしまう心配がありません。

外壁がホワイト系やグレー系の場合、屋根を濃いグレー系にする組み合わせはとくに人気です。

ブラウン系

黒やグレーと同様にブラウン系は様々な色と調和を取りやすいことが人気の理由です。

外壁が白やクリーム色、レンガ色に屋根をブラウン系にすることで統一感のある配色になります。

街の景観との雰囲気を合わせやすいです。