
こんにちは! 長野支店です🌷
今回は屋根工事の『葺き替え』と『葺き直し』の違いについてご紹介します!!
皆さんは、屋根の葺き替え(ふきかえ)工事や葺き直し(ふきなおし)工事を聞いたことはありますか??
【葺】とは、屋根に関わる用語であり、普段はあまり耳にしたり目にする機会は少ないと思いますが、建築業などではよく使う用語です🤗
ここでは、2つの工事の違いとそれぞれどのような工事なのかをお話していきます。
屋根葺き替え工事
葺き替えとは、屋根の表部分だけを補修する工事ではなく、古い屋根材を撤去して新しい屋根材に張り替えることです。
今までと同じ種類の屋根材を新しく手配して張り替えることもあれば、まったく違う屋根材で張り替えることもあります。
葺き替え工事では、もともとある屋根の下地から表面までを丸ごと新品へと取り替えますが、建物の形状や状態によっては、一部分だけを下地から表面まで取り替えることで済む場合もあります。
全て替えるものは全面屋根葺き替え工事、傷んでいる部分のみを替えるものは、一部屋根葺き替え工事といいます!
また、屋根の傷み具合によっては屋根材の下の桟木(さんぎ)やルーフィング(防水シート)、さらにその下にある野地板(のじいた)を交換することもあります。
屋根材によって交換時期等異なりますが、目安としては
〇ストレート屋根・・・およそ20年 ←耐久年数20~25年
〇瓦屋根・・・およそ30年 ←耐久年数50~60年
〇ガルバリウム屋根・・・20年~30年 ←耐久年数25~30年
〇ハイブリット屋根・・・50年前後 ←耐久年数30~35年
〇トタン屋根・・・およそ10年 ←耐久年数10~20年
となります。
屋根葺き直し工事
屋根葺き替え工事では全て新品に取り替えましたが、
葺き直し工事は、屋根材の下地となる桟木やルーフィング、野地板のみを新品に取り替える作業のことです。
葺き直し工事では屋根材自体は再利用します。
上記に記載したように、屋根の種類によって耐久年数は異なります。
長いもので50~60年の耐久がある屋根材であっても、下地の耐久年数は同じくらい長くは持ちません⚠
防水シートの耐用年数は長くても20年程度です。
もしこれを知らず、屋根材と同じくらいの年数をそのままにしてしまうと、雨水は建物内部に侵入し下地を腐食させてしまいます。
腐食がすすむと、台風など強風の影響で屋根が吹き飛ぶ可能性がありとても危険です!!⚠⚠
このような劣化を防ぐため、数年に一度葺き直しや点検を行うことがおすすめです。
まとめ
『葺き替え』と『葺き直し』の違いはわかりましたか??
屋根の劣化はとても危険なので、上記にもあるように定期的な点検を行うのが良いでしょう。
築年数が高いのにまだ一度も点検やリフォームを行っていない方❕
長く住むためにもぜひ一度点検を行ってみてはどうでしょうか。
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