屋根の葺き直しについて

こんにちは! 郡山支店です😊

今回は、屋根の葺き直しと葺き替えの違いについてお話していこうと思います!!!😊

 

 

葺き直しと葺き替え工事の違い

 

既存の屋根材を再利用する「葺き直し工事」に対し「葺き替え工事」は既存の屋根材を撤去し新たな屋根材を導入する工事です。

葺き替え工事は新たな屋根材を導入するため、機能性の高い屋根に変更したり外観を一新できたりするメリットがあります。

屋根材が耐用年数を超えている場合や地震に強い軽量な屋根材へ変更したいケースでは、

新たな屋根材を導入する葺き替え工事がおすすめです。

注意点として、葺き替え工事は既存屋根材の処分費用や新たに屋根材の購入費用が必要なため、

葺き直し工事より費用が高額になります。

屋根工事の費用をおさえたい方や、既存の屋根材をそのまま使いたい場合には葺き直し工事の検討がおすすめです。

 

 

 

 

葺き直し工事の必要性

 

 

葺き直し工事は、劣化しやすい防水シートや下地のみ修復できます。

屋根は屋根材と防水シートで雨水の浸入を防いでいます。

劣化した防水シートの放置は、屋根材の下へ雨水が浸入し雨漏りを引き起こす原因です。

たとえば屋根瓦は耐用年数が長く、頻繁なメンテナンスは不要です。

しかし、屋根瓦の周りに使用する防水シートや建材は経年劣化が避けられません。

必要に応じて防水シートのみ補修し、既存の屋根瓦をそのまま使用する葺き直しが有効的です。

 

 

 

 

葺き直し工事をするタイミング
・耐用年数を迎えたタイミング
・雨漏りが発生したタイミング
・自然災害による被害を受けたタイミング
一般的な防水シートの耐用年数は15〜30年です。

 

目安時期として覚えておくと、劣化が進む前に業者へ点検依頼できます。

とくに、防水シートは劣化していても目で見てもわかりません。

放置すると雨漏りにつながり、大きな修繕費用が必要になる可能性もあります。

耐用年数の時期に応じて、一度業者へ点検してもらうと安心です。

 

 

雨漏りが発生したタイミング

 

良好な屋根材で雨漏りが生じる場合の多くは、防水シートの劣化が原因です。

横なぐりの雨だと屋根の下に雨水が入り込み、雨漏りを引き起こす可能性があります。

屋根材の状態が良い場合は、防水シートのみの補修で完了できる葺き直しが適しています。

まずは、雨漏りの発生源を特定する必要があるため早めに業者へ連絡してください。

 

 

自然災害による被害を受けたタイミング

 

 

屋根の葺き直し工事を実施するメリット
・屋根材の処分、購入費用が不要である
・外観を変更せずに下地を補修できる
・環境にやさしい施工ができる
・近隣への迷惑が少なくすむ

葺き直し工事は既存の屋根材を再使用するため、屋根材の処分費用や購入費用が不要です。

新たな屋根材の導入や既存の屋根材の処分費用が必要な葺き替え工事より、屋根工事の総合的な費用を抑えられます。

ただし、瓦に割れや欠けなどがある場合には交換が必要になるため、

新規の屋根材購入費用が必ず発生しない訳ではない点に注意が必要です。

 

 

外観を変更せずに下地を補修できる

 

葺き直し工事は既存の屋根材を再使用する屋根工事のため、外観を変更せずに下地を補修できます。

一度既存の屋根材を撤去して、防水シートや野地板のメンテナンスを施すことが可能です。

デザインの変更で失敗したくない方でも、外観を変更することなく屋根工事を実施できます。

既存の外観が気に入っている場合や、屋根材の変更で大きな失敗をしたくない方にも葺き直しはおすすめの工事です。

 

 

環境にやさしい施工ができる

 

屋根の葺き替え工事は屋根材を処分しないため、処分で発生する環境への負荷も軽減できます。

葺き替え工事では既存の屋根材処分に運搬や粉砕などに機材を使用するため、

排気ガスのような温室効果ガスが排出されてしまうのです。

特に近年では国連サミットでも掲げられている、2030年までに達成すべき目標である「SDGs」の課題として、

温室効果ガスの削減が掲げられています。

葺き直し工事は環境にやさしい施工としても注目したい屋根工事です。

 

 

近隣への迷惑が少なくすむ

 

 

 

屋根の葺き直し工事を実施するデメリット
・破損した瓦と同じものを入手できないケースがある
・施工できない屋根材がある
・葺き直しに対応できる業者が少ない

葺き直し工事を実施する際に瓦が破損している場合、新たな瓦に交換しなければなりません。

しかし、同じものを入手できないケースがあります。

築年数が長い住宅の瓦は、現在では瓦の製造業者が廃業しているなど販売されていないケースも珍しくありません。

欠けや割れといった破損トラブルが発生している瓦屋根の場合、新たな瓦を入手できない恐れがあるため、

事前に確認する必要があります。
施工できない屋根材がある

 

葺き直し工事は、耐用年数が長い陶器瓦で実施するのが一般的です。

状態が悪く取り替えが推奨される瓦の場合は、葺き直し工事による再使用は推奨できません。

定期的な屋根塗装が必要で重量が重いセメント瓦は別の屋根材へ変更する葺き替え工事がおすすめです。

ただし葺き直し工事では、施工できない屋根材がある点にも注意が必要です。

たとえば金属屋根は圧力に弱く変形しやすいため、葺き直し工事の際に変形すると工事費用が無駄になりかねません。

 

 

葺き直しに対応できる業者が少ない

 

葺き直し工事は専門性が高い屋根工事のため、一部の業者しか対応していない場合があります。

特に葺き直し工事は瓦業者が専門的に行う事例が多く、板金業者には依頼できないケースも考えられます。

質の高い葺き直し工事を依頼する際には、業者選びを慎重に検討し、事前に対応できるか確認しておきましょう。

 

 

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以上屋根の葺き直しと葺き替えの違いについてでした。
当社では外壁の無料診断、雨漏り診断など幅広く展開しております
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