屋根カバー工法の特徴とは❓
こんにちは🔅小山支店です😊
今回は『屋根のカバー工法の特徴』についてご紹介させていただきます❗
屋根のカバー工法とは❓
屋根カバー工法とは、簡単にいうと、現状の屋根材の上から新しい屋根をかぶせる(カバーする)工法のことです。
既存の屋根の上にルーフィングを貼り、その上に軽い金属の屋根を張ります。
塗装よりも長持ちし、既存の屋根の解体や処分する手間がかからないので、葺き替えよりもコストを安くできる上、廃材も少ないエコな工法です。
屋根カバー工法のメリット
メリット1:断熱性・遮音性・防水性が向上する
屋根カバー工法に使われる屋根材には断熱材が取り付けられていたり既存屋根との間に通気層が形成されることによって断熱性能が向上します。
特に夏場の2階の暑さに対する効果が大きいです。
また金属屋根材をかぶせる前に既存屋根の上にルーフィングを張りますので雨漏れ防止効果も非常に高いことが挙げられます。
屋根が2重構造となるため雨音の軽減も期待できます。特に石材チップ系の金属屋根材は表面に加工がされているためその効果が顕著です。
メリット2:リフォーム費用が安い
先述した通り葺き替え工事と比較して安価に施工が可能な点に加え、金属屋根材はガルバリウム鋼板と言って基本的には錆びない材料で作られている
上に焼付塗装や石材チップが施されているため、屋根塗装と比較して圧倒的に長持ちします。
ライフサイクルコストとして考えても屋根塗装より、トータルコストを下げられる場合が多々あります。
メリット3:工期が短い
葺き替え工事に伴う撤去作業や廃材処分が屋根カバーには必要ない為、工事期間を短縮することが可能です。
概ね葺き替え工事の半分くらいの工期で施工可能です。
屋根カバー工法における工事期間は屋根形状や大きさによりますが、概ね実働で7日前後です。
メリット4:騒音やホコリのトラブルが少ない
葺き替え工事の場合は撤去時にホコリや騒音も発生する上に産業廃棄物用のコンテナやダンプカーを設置する必要があります。
そのため、工事が大掛かりとなり騒音やトラブルの発生につながるケースも見られます。
その点、屋根カバー工法はその必要がありませんのでトラブルも少なくなります。
メリット5:アスベストにも対応できる
2004年以前に建てられた物件でスレート系屋根材が使われている場合、まず間違いなくアスベストが含まれています。
アスベスト含有の屋根材を撤去する場合は厳格な管理が必要となり、専用処分となるため手間と費用が掛かります。
しかし、屋根カバー工法の場合であればそのような手続きや管理は必要なく、アスベストを含んだ屋根材の上に被せることが可能です。
屋根カバー工法のデメリット
デメリット1:耐震性に影響する可能性がある?
屋根カバー工法をすることで新しく被せる金属屋根材分は屋根が重くなります。
金属というとかなり重たいイメージを持たれるかもしれませんが、0.3~0.4mm厚のガルバリウム鋼板は非常に軽いことと、
平面荷重で屋根全体に重みが分散しますので耐震強度にはそれほど影響はありません。
実際に、新築時の屋根の耐荷重計算には積雪も考慮されていますので豪雪地帯以外では問題ないのが実情です。
重さが気になる方は実物のカットサンプルを一度手に取ってみるとその軽さをご理解いただけると思います。
デメリット2:瓦屋根には、ほぼ対応できない
原則としてスレート系屋根材の上に被せる工法の為、日本瓦、洋瓦などの陶器瓦や新築時に既に金属系屋根材が使われている場合は
屋根カバー工法は施工不可となり、葺き替えが必要となります。
屋根を軽くすることで、住宅の耐震性能は向上します。
そのため、あえて陶器瓦から屋根カバー工法で使用する金属屋根に、自宅の屋根を交換する場合もあります。
地震に対するリスク軽減を考えている方には有効な選択肢になります。
デメリット3:内部の補修が必要な屋根には施工できない
既存屋根がすでに雨漏りして年月が経過していると屋根下地材の張替えや補修が必要となります。
そのため、目視で屋根が沈んでいたり屋根にあがった際フワフワするようなケースでは、そのままの状態での屋根カバー工法をお勧めできません。
屋根カバー工法を施工するためには、傷んだ下地を部分的にでも撤去して補修、交換、補強等をすることが必要です。
いかがでしたか❓
今回は『屋根のカバー工法の特徴』についてご紹介させていただきました🤗
🎀当社では外壁の無料診断、雨漏り診断など幅広く展開しております🎀
お気軽に最寄りのショールームへお問い合わせ下さい😊
シェアする!