屋根材「パミール」とは❓

こんにちは❕高崎支店です🐷
今回は屋根材のうちの一つ「パミール」についてお話します🫡

「パミール」とは、屋根材メーカーのニチハが製造販売していたスレート屋根材の一種です。

 

パミールの屋根材で生じる症状・・・

層状(ミルフィーユ)剥離

層状剥離とは屋根材がミルフィーユのように層ごとに剥がれてしまう症状のことを言います。

ミルフィーユのように剥がれてしまうことから、ミルフィーユ剥離とも呼ばれています。

施工後10年以上経過した物件の多くでこのような層状剥離が確認されています。

 

釘の錆腐食による屋根材のズレや落下

パミールを含むスレート屋根は屋根材を留め付けるのに釘を使用します。

パミールには専用の釘が使われており、この専用釘の頭部分が錆腐食を起こすことで屋根材を留め付けることができなくなってしまいます。

固定できていないので自然落下や強風の影響で吹き飛ばされてしまうこともあります。

 


 

パミール屋根のメンテナンス方法について

葺き替え工事

屋根材パミールの場合、葺き替え工事を行うのが現在最も適しているといえます。

パミール屋根は釘が錆びてしまうので屋根材を固定することができなくなるデメリットがあるため

最も効果的なメンテナンス方法はパミール屋根を全て撤去して屋根材を作り替える葺き替え工事が適しています。

また、葺き替え工事なら既存屋根の下地に影響されないほか、下地からやり替えることも可能です。

カバー工法

葺き替え工事は下地からやり替えることができますが費用が高いデメリットもあります。

費用を抑えてリフォームを行う場合はカバー工法という工事方法もあります。

既存のパミール屋根の上に新しい屋根材を作る方法のため屋根材の撤去や処分費用がかからないメリットがあります。

ただ、費用が抑えられる反面、下地の腐食が進んでいる場合は影響を受けてしまうというデメリットがあります。

 


実は・・・パミール屋根に塗装はできません!

理由としてはパミールは層状剥離が現れてしまうからです。

表面を綺麗に塗装で仕上げてもミルフィーユ状に屋根材の層が剥がれてしまい、塗装をしている意味がなくなってしまいます。

塗装をしてもこの症状は避けられないので葺き替え工事かカバー工法を選択しましょう!

 

いかがだったでしょうか❓

今回は屋根材のうちの一つ「パミール」についてお話しました🌷

お家の屋根材が知りたい方は是非お問い合わせください🫡

 

 

 

 

 

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