
G県I市にお住まいの築18年のお家、コーキング打ち替え工事を行いました
お客様よりコーキング打ち替えの工事を検討しているので点検とお見積りをお願いしたいとのご相談をいただきました。お話をお伺いすると築18年のお住いで今回はじめてコーキング打ち替え工事を検討しているとのことです。メンテナンスは定期的に行うことが大切です。また、外壁等お家に不備が見つかった場合はすぐにご相談ください!まずは劣化状況を確認するためご相談をくださいましたお客様のお住まいにお伺い致しました。
アフター
基本情報
コーキング打ち替えの様子
今回御相談をくださいましたお客様にはお家の劣化を写真を用いながらご説明し、コーキング打ち替え工事のお見積りを作成させていただきました。後日外壁塗装のご依頼をいただき、早速工事を進めていきます。
まずは工事を進める前に近隣の方へのご挨拶を行います。つづいて足場の架設をすればいよいよ工事が始まります。
①足場組立
よくある足場のトラブルと注意点4つ
(足場を組むリフォームを実施する際に起こりやすいトラブルを防ぐ為のチェックポイント₎
1.瑕疵保険の加入・対象範囲をチェック
2.外壁の側にある車は移動しておく
3.庭の植え替えが必要か確認する
4.隣家の敷地を借りる場合がある
②コーキング打ち替え
外壁にコーキングはなぜ必要?
コーキング材は弾性があるため、外壁にコーキングをしておくことで、住宅が横揺れした際の外壁材のずれやひび割れを防ぎます。
コーキングは、主に外壁材の隙間の充填や、ひび割れた箇所の補修に行われます。
外壁で発生するコーキングの劣化症状
外壁で発生するコーキングの劣化症状には、主に以下の3つがあります。
・剥がれ
・ひび割れ
・欠け
それぞれの劣化症状について、具体的にどのような現象が起きるかを解説していきます。
剥がれ
経年劣化などにより、コーキングがボロボロと剥がれ下地が見えてしまうことがあります。
コーキングの剥がれを放置していると、外壁の防水機能が低下するため早めの補修が必要です。
ひび割れ
コーキングの表面が収縮し、細い線が入ったようなひび割れを起こします。
ひび割れを放置すると、コーキング材が硬くなり「破断」と呼ばれる大きな傷となります。
ひび割れはコーキングの弾力性を失ってきているという証拠なので、放置せずに早めに補修しましょう。
欠け
経年劣化やコーキングの厚み不足によって起こる欠けは、外壁の防水機能の低下や劣化原因となります。
欠けている箇所が広い場合、外壁材が横揺れの衝撃に耐えられず、外壁がひび割れする可能性もあります。
早めにコーキングし直すようにしましょう。
外壁のコーキング補修方法
外壁のコーキング補修には、主に2つの方法があります。
・打ち増し
・打ち替え
それぞれの方法について、メリットやデメリットなども含め詳しく解説していきます。
●打ち増し
打ち増しとは、既存のコーキングの上からコーキング材を充填する方法です。
既存のコーキング材を取り除く必要がないため、作業工程が少なく、工事費用も安く抑えられます。
しかし、コーキングの劣化が激しい場合は打ち増しでは補修できません。
また、既存のコーキングの上にコーキング材を充填するだけなので、耐久性はあまり高くなく、施工不良となれば劣化が早まる可能性もあります。
補修する際は打ち増しでも可能か、業者とよく相談しましょう。
【メリット】
・費用が安く抑えられる
【デメリット】
・耐久性は高くない
●打ち替え
打ち替えとは、既存のコーキングをすべて取り除き、新たなコーキング材を充填する方法です。
新たにコーキングし直すため、耐久性が上がりますが、作業工程が増えるためその分費用もかかってしまいます。
【メリット】
・耐久性が上がる
【デメリット】
・費用がかかる