水性塗料の特徴🎨

こんにちは!高崎支店です🐷
今回は「水性塗料の特徴」についてお話します🙋♀️
水性塗料とは・・・
そもそも水性塗料とは・・・
塗料の主成分が水で出来ており希釈にも水を使う為、シンナーの独特の臭いがありません。
塗料は溶剤の配合率が高ければ高いほど塗膜が強くなるのですが
強い塗膜にはシンナーなどの溶剤がたっぷり配合されているのが難点と言われています。
水性塗料はシンナーなどの溶剤が配合されていない分、弱い塗膜になるという難点がありましたが
近年の研究により油性塗料に負けない強固な水性塗料も多くなりました。
昔のように頼りない水性塗料ではなく、優しく強い塗膜を作る事が出来る塗料なりました。
水性塗料のメリット
臭いが少ない
有機溶剤を希釈剤とする油性塗料と違い、水性塗料は主成分が水なのでシンナーのような嫌な臭いがしません。
ですが塗料の成分には臭いのするものも含まれているので全くの無臭というわけではありませんが多少、臭いはあります。
しかし人体や環境に有害なものは含まれていないので外壁塗装工事に使用しても家族や近隣の方へ迷惑をかけるようなことはありません。
人体への影響が少ない
有機溶剤で希釈する油性塗料はシンナー等の臭いを吸い込むことで体調不良を起こす場合があります。
油性塗料の中にはシックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒド系を含むものもあり
人の粘膜を刺激したり目の痛みや鼻水、喉の痛みや渇き、咳が出る等の症状が表れます。
水性塗料は作業者にも優しい塗料といえますが水性塗料にも多少の有機物は含まれているので取り扱いや保管には十分注意が必要です。
価格が安い
水で薄める水性塗料に比べシンナー等の有機溶剤で薄める油性塗料は余計に材料費がかかる為、価格が高めです。
価格面で比較した場合は水性塗料を使った方が安く済みます。
ですが油性塗料の強みと言われている素材を選ばない点や耐久性の高さや仕上がりの美しさなどがあり
コストがかかっても油性塗料を選ぶ人もいます。
扱いやすい
水が主成分の水性塗料は1液型が多く容器を開けてそのまま塗り始めることが可能です。
誰が作業を行っても安定した品質を保つことができます。
また乾いて固まってしまう前であれば水で洗い流せる特徴もあります。
塗装作業に使用した刷毛やローラーを綺麗に洗うことができる点はもメリットと言えます。
水性塗料のデメリット
油性塗料より塗膜の寿命が短い
有機溶剤が含まれていない分、一般的には強い塗膜を作る点が油性塗料より劣るとされています。
ですが依然と比べると、油性塗料に劣らない強さを発揮させる事が出来るようになりました。
水性塗料の中には油性塗料よりも塗膜の寿命が長いものもグレードによってはあります。
塗布できない素材がある
水性なので塗料を弾いてしまう素材への塗装はなかなか難しいです。
下塗り材を上手に使用する事で塗布する事が可能になる場合もありますが専門業者の技術が必要になります。
ツヤが落ちるのが早い
有機溶剤を含んでいないため塗膜のツヤが落ちやすい傾向にあります。
ツヤ有りの塗料を塗布しても数年後には程度が落ちてしまうと思っておいた方が良いでしょう。
塗装工程の際に雨が降ると塗布した塗料が流れてしまう事がある
水性塗料なので完全に硬化するまでは水に弱い傾向があります。
外で塗布をしている最中に雨が降ってしまうと流れるように塗料が落ちてしまう事があります。
天候をしっかり見極めて塗装作業を行わなければいけないため管理が難しい塗料と言われています。
最近は雨の中で塗布する事が可能な水性塗料も増えており少々の雨でも塗布できる便利な水性塗料もあります。
低温での施工がしづらい
水性のため温度が低いと硬化機能が乏しくなってしまい最大限の力を発揮出来ないケースがあります。
寒冷地かつ冬期には外壁塗装で使用しないほうが良いかもしれません。
いかがだったでしょうか🙌
今回は「水性塗料の特徴」についてお話しました。
お困りのことがありましたらお気軽にお問い合わせください🙋♀️✨

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