波板の種類と交換時期の目安について💡

こんにちは🔅小山支店です😊
今回は『波板の種類と交換時期の目安』についてご紹介させていただきます❗
波板について
その名のとおり、波のような形をした屋根材です。
主にベランダやテラス、駐車場、駐輪場、簡易物置などの屋根に使用されています。
波板は表面を波状にすることで強度を増しており、1平方メートル当たり1kgと非常に軽くて丈夫です。
雨が流れやすい構造となっていることも、波板の特徴のひとつです。
住宅の敷地内にある駐車場や駐輪場などは簡易的な造りになっていることも多く、重たい屋根材を載せると柱への負担が懸念されます。
そのため、軽くて強度がある波板が使用されることが多いのです。
波板の種類と交換時期の目安について
塩ビ波板
塩ビ波板は、波板の中でも比較的値段がお手頃なのが特徴です。
塩ピ波板は、駐輪場や車庫、テラスの屋根に向いている素材で、大きなハサミでも切れる素材ですので、
DIYや日曜大工でも利用しやすい素材として馴染み深い方も多いのではないでしょうか。
この塩ビ波板は、その加工しやすさと素材の安さが特徴ですが、耐久性が低く、劣化しやすい波板でもあります。
寿命は2~3年程で、交換目安としては、塩ビ波板の硬化が交換時期の目安になります。
硬化すると、耐衝撃性が弱まって塩ビの上に物が落下すると割れてしまったり、強風により飛んでしまったりする場合があります。
塩ビ波が硬くなり、パリパリと割れだしたら交換時期ですので、早めの交換をオススメします。
ガラスネット波板
ガラスネット波板は、硬質塩化ビニール(塩ビ波板)にガラス繊維ネットを組み込み、素材の強度を強めた波板です。
塩ビ波板と比べて劣化しにくいのが特徴です。
ガラスネット波板は、車庫や雪囲いなどに向いています。塩ビ波板よりも固い材質のため、電動ノコギリなどを使用して加工を施します。
寿命は4~5年で、変色が進んでいたり、硬化すると交換時期となります。
塩ビ波と同様、経年劣化が進み硬化が始まると、ガラスネット波板の耐衝撃性が弱まっている可能性が高く、非常に割れやすい状態となっているケースが多いです。
ですので、変色や硬化が見られたら、お早めに交換することをオススメします。
ポリカーボネート波板(ポリカ波板)
ポリカーボネート波板は、「塩ビ波板」や「ガラスネット波板」に比べて、耐久性や耐衝撃性に優れている材質となります。
価格は塩ビ波板と比較すると高くなりますが、その分、耐久性に優れた材質です。
透明な質感が特徴で、ベランダやテラスの屋根などによく用いられてます。
また、耐久性に優れているので、車庫や物置の屋根などでも使用され、幅広い場面で利用されている素材となっています。
寿命は10年前後で、寿命が近づいてくるとヒビや割れが発生します。
もしも、波板が割れ始めたり、使用箇所に雨漏りが見られたりする場合は、交換時期ですので、早めの交換をオススメします。
カラートタン波板
鉄板が塗装されている波板で、耐久性に優れた材質です。
昔から親しまれている素材で、住宅の屋根にも使用されている場合もあります。
積雪量が多い地域での利用が多く、物置の屋根や雪囲い、外壁などで利用されています。
寿命は15~20年前後で、経年劣化により、錆びが発生します。
錆びが酷い場合は錆取りや塗装などで対処することができますが、場合によっては交換する必要が出てきますので、サビつきが見られた場合は、お早めのご相談をオススメします。
ガルバリウム波板
ガルバリウム波板は、よく利用される波板の材質の中で最も価格が高い材質です。
耐久性や耐熱性、遮熱性に優れた材質で、とくに遮熱性に優れています。
熱が籠もりやすい小屋や獣舎の屋根、住宅や工場の屋根などに利用されています。
ですが、遮光性が高いため、ベランダや家庭菜園をする温室などでの利用は不向きですので、場合によっては長所が短所となるケースがあります。
寿命は15~20年程で、ガルバリウム波板の塗膜が劣化するとコケや錆びが発生します。
また、塗膜表面の樹脂が無くなると顔料が粉状となる劣化が見られます。
これらの症状が見られる場合は交換時期ですので、お早めの交換をおすすめします。
いかがでしたか❓
今回は『波板の種類と交換時期の目安』についてご紹介させていただきました🤗
🎀当社では外壁の無料診断、雨漏り診断など幅広く展開しております🎀
お気軽に最寄りのショールームへお問い合わせ下さい😊

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