無機塗料の特徴✨

こんにちは! 郡山支店です😊

今回は、無機塗料の特徴✨についてお話していこうと思います!!!😊

無機塗料とは❓
無機塗料は、主に「無機物(炭素を含まないもの)」を混合して製造される塗料です。
例えば、ガラスや鉱石などが無機物に該当します。
このような素材は紫外線によって劣化せず、非常に硬くて燃えにくい性質があります。
無機塗料の主成分には、一般的にはセラミックやケイ素が使われます。
一方で、通常の一般的な塗料は主に「有機物(炭素を含むもの)」を主成分にしており、有機塗料とも呼びます。
有機物とはつまりアクリルやウレタンなどの樹脂で、これらの有機樹脂は柔軟性がある一方、紫外線によって劣化する傾向があります。
無機物100%の塗料は半永久的に劣化しませんが、その代わりに非常に硬く、建物に適した塗料とは言えません。
そのため、無機物の耐久性を生かしつつ、有機物を混ぜて使用できるようにしたのが「無機塗料」です。
一部の塗料メーカーでは、「無機有機ハイブリッド塗料」と表現されることもあります。

 

無機塗料4つのメリット
20~25年もの高耐候性
無機塗料を外壁塗装に使う一番のメリットは、耐候性の高さ(紫外線に強い)です。
耐用年数はフッ素越えの20~25年です。
これは、そもそも無機の成分とは、紫外線で傷みにくいものだからです。
例えば窓ガラスは一年中日差しを浴びていても簡単に崩れたりしませんよね。
実際に、塗料メーカーの試験結果でも示されています。
キセノンランプという強いランプの光を長時間当てて、劣化の度合いを見る試験のグラフです。
緑色のグラフ(シリコン塗料)より水色のグラフ(無機塗料)の方が、2倍以上も光沢を保ち続けています。
それだけ塗膜が紫外線に強いということが分かります。
苔・カビが繁殖しにくい
無機塗料はカビやコケ・藻が生えにくい性質を持っています。
その理由は、これらの生物にとって栄養となる有機物が少ないからです。
ただし、完全に滅菌するわけではありません。
カビやコケは建物の外観を損ね、根が張ることで建材に損傷を与えます。
無機塗料を使用すると、外観を美しく保つだけでなく、壁や屋根の素材を保護することもできます。
汚れが落ちやすい
無機塗料の多くは「親水性」という機能をもっています。
これは「水となじみやすい」という性質で、表面に着いた汚れが雨で流れやすいということです(低汚染性ともいいます)。
壁に土埃など汚れが付いても、雨水が塗膜と汚れの間に入り込み、汚れを流してくれます。
※すべての汚れが完全に落ちるわけではありません
汚れが気になる白っぽいお家や、道路沿いで排気汚れが気になるお家などにも無機塗料はおすすめです。

 

燃えにくい
無機塗料は火に強く、燃えにくい特徴があります。
これは、元々無機物が燃えにくい性質を持っているからです。
有機物は燃えると二酸化炭素が発生し、黒煙を出して炭になります。
一方で、無機物であるガラスや石は火をつけても燃えません。
ただし、無機塗料は完全に無機成分で構成されているわけではなく、少量の有機成分を含んでいます。
それでも、有機塗料と比べると燃えにくい性質があります。
近隣で火事が起きても、無機塗料は燃え移りにくいため、二次災害のリスクを低減する役割を果たしています。

 

無機塗料のデメリット
価格が高い
無機塗料は高性能な分、他の塗料よりも価格が高いです。
塗料の違いによって、外壁塗装では、数万円~十数万円の差が出ます。
単価相場/㎡
アクリル
1400~1600円
ウレタン
1700~2500円
シリコン
2300~3500円
フッ素
3500~4800円
無機
4300~5500円

 

以上に無機塗料の特徴✨ついてでした。
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