軒天の役割🏠
目次
こんにちは🌻
長野支店です!!
今回は軒天の役割についてお話します✨
🌟軒天とは
軒天というのは、建物の外壁から外側に向けて伸びている屋根の延長部分の裏側であり、地上から見ると屋根が飛び出している部分の天井のような部分です。
🌟軒天の役割
・建物の美観を整える
軒天は建物の美観を整える役割があります。
軒天が無い住宅もありますが、下から屋根を覗くと屋根裏の野地板や垂木な屋根の内部構造が丸見えになってしまうため、建物の美観性が損なわれます。
また、屋根の内部構造が剥き出しになっている状態は屋根の劣化速度を速めてしまうため、決して良いとは言えません。
このように軒天は建物の美観と整えると同時に、屋根の内部構造を保護する役割があります。
・火事の延焼を防ぐ
軒天は火事の際に延焼を防ぐ役割があります。火事の火の手は下から上に向かって延焼します。軒天が無いと屋根裏まで一気に火の手が延焼し、屋根があっと言う間に焼け落ちてしまいます。
軒天があることで屋根の延焼の拡大を防止してくれる役割があり、軒天には一定基準以上の防火性能が求められます。
準防災地域の木造二階建ての建物では、耐火時間30分以上の防火性能が義務づけられています。
このように軒天には火事の延焼を防ぐ役割があります。
・屋根裏換気
軒天に屋根裏換気口を取り付けて屋根の通気性を向上させる役割があります。
これはオプションではありますが、軒天に屋根裏換気口を取り付けることで屋根の通気性が良くなり、屋根裏の内部結露を防止することができます。
軒天に小さな通気穴が空いている有孔板(有孔ボード)を使用したり、軒裏換気口を取り付けることで、屋根裏に溜まった湿気を外部に排出することができます。
このように軒天に屋根裏換気口を取り付けることで、屋根の通気性能を向上させる役割があります。
・雨水・日差しによる外壁の劣化防止
軒天、つまり軒の出が長いということは雨水の吹き込みや太陽光を遮り外壁材の劣化を防ぐ役割があります。
軒天の無い住宅はスタイリッシュで格好良いのですが、雨水が当たりやすいため外壁材の経年劣化や雨垂れによる汚れに注意しましょう。
🌟軒天の形
《水平軒天》
水平軒天とは、地面に水平に作った軒天です。
昔は水平軒天が主であり、時代の流れで勾配軒天が採用されることが増えてきました。
しかし、近年の建物は水平軒天が多くなってきています。
その理由は、強風の際に屋根が飛ばされにくいことです。
大型台風などの災害が多くなってきていることにより、軒天の形も見直されるようになりました。
水平軒天は、洋風の雰囲気を表現します。
《勾配軒天》
屋根の勾配に合わせた軒天の傾きであり、地面から見ると三角に見える軒天です。
勾配軒天の方がすっきりとした感じに見えるとのことで、採用する工務店も多くあります。
切妻屋根の場合、勾配軒天の方がすっきり見えるので採用される事が多くあります。
勾配軒天は、和風の雰囲気を表現します。
当社では外壁の無料診断、雨漏り診断など幅広く展開しております🌟
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