陸屋根のメリット・デメリットとは🤔❓
こんにちは🔅小山支店です😊
今回は『陸屋根のメリット・デメリット』についてご紹介させていただきます❗
陸屋根とは❓
陸屋根(ろくやね・りくやね)とは、勾配がなく平らな形状をしている屋根のことです。
平屋根やフラット屋根、フラットルーフと呼ばれることもあります。
一般的な屋根は「勾配屋根」と呼ばれる傾斜のある屋根で、雨水が傾斜に沿って流れ落ちていきます。
一方で平らな形状をしている陸屋根は、床面にわずかな傾斜を形成して排水溝に集め、排水溝から雨水を排水することが大きな特徴です。
陸屋根は平らな形状をしていますが、傾斜はまったくないわけではなく、雨水の排水を促すための緩やかな傾斜が排水溝に向かって
作られています。
また、平らな陸屋根は勾配屋根に比べて雨水が溜まりやすいため、床面には防水工事の施工が必須です。
陸屋根のメリット
屋上として活用できる
陸屋根最大のメリットといっても過言ではないのが、陸屋根の平らなスペースを屋上として活用できることです。
ベランダやバルコニーよりも広くスペースを取れることも多く、日当たりもいいので家庭菜園などに活用することもできます。
このように、陸屋根の特徴である平らな形状を活かして、勾配屋根ではできない「屋上としての活用」ができるようになります。
ただし、構造によっては人が出入りして利用したり物を置いたりすることができない場合もあるので、注意が必要です。
太陽光発電の設置やガーデニングなど、さまざまな活用方法を楽しんでいる方も多いので、陸屋根の採用時に自分の思い通りの使い方が
できるかどうか確認を取ることをおすすめします。
掃除がしやすい
陸屋根は平らな形状をしているので、足場なども必要なく掃除することができます。
屋根の補修工事の際にも足場が必要ないため、メンテナンスがしやすく費用も抑えることができるでしょう。
バルコニーや屋上のような感覚で立ち入って掃除できるので、掃除程度では業者を呼ぶ必要もなく自分で行えることが大きなメリットです。
また、勾配屋根の掃除やメンテナンスの際に気をつけたい転落のリスクも、陸屋根であればかなり軽減することができます。
雨風の影響を強く受ける屋根の掃除が比較的安全に自分でできることは、常にきれいな屋根の状態を保つことはもちろん、
建物全体の劣化を予防することにもつながります。
居住空間が広くなる
陸屋根の場合は天井も平面になるため、一般的な勾配屋根に比べて建築スペースを広く取ることができ、
同じ天井高でも居住空間を広く感じられるというメリットがあります。
天井が低いと圧迫感や窮屈な印象を感じる方も多いですが、居住空間を十分に広く確保することで開放的な印象を与えることができます。
陸屋根のデメリット
最上階に熱がこもる
陸屋根の構造上、屋根と天井の間には隙間がありません。
一般的な勾配屋根にはある屋根裏の空間が陸屋根にはないため、陸屋根に当たる日光の影響を受けて、
最上階に熱がこもって室温が上昇してしまうことが多いです。
建物の構造や材質、断熱材などのさまざまな要因によって室温への影響は変化しますが、
陸屋根の住宅の夏は最上階が蒸し暑いと感じやすいです。
ただしこのデメリットは、断熱材や遮熱塗料などを使用すれば軽減することができるので、施工時に対策を取るといいでしょう。
水はけが悪い
陸屋根の最大のデメリットともいわれているのが、水はけの悪さです。
勾配屋根であれば雨水は自然と流れ落ちていくのですが、平らな形状が特徴の陸屋根ではどうしても雨水が溜まりやすいです。
床面に溜まった雨水は雨漏りのリスクを高めるため、水はけの悪さが大きなデメリットだといわれています。
このような状況でも建物を雨漏りから守るため、陸屋根には防水工事が必須です。
雨漏り対策・メンテナンスが必要
陸屋根の特徴である平らな形状は、雨水が溜まりやすく水はけも悪いため、雨漏り対策や防水機能を維持するためのメンテナンスが欠かせません。
陸屋根は雨漏りリスクが高いことを理解して、しっかりと対策を行うことが重要です。
雨漏りが発生すると、建物の内部にも雨水が侵入して建物全体に悪影響を与えてしまうことも多くあります。
陸屋根の防水工事や定期的なメンテナンスなど、雨漏り対策を万全にして建物全体を守りましょう。
いかがでしたか❓
今回は『陸屋根のメリット・デメリット』についてご紹介させていただきました🤗
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お気軽に最寄りのショールームへお問い合わせ下さい😊
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