雨樋の素材について
こんにちは🔅小山支店です😊
今回は『雨樋の素材』についてご紹介させていただきます❗
雨樋について
雨樋(雨どい)とは、屋根面を流れる雨水を下水や地上へ誘導するための設備のことで、
水の浸入により建物が腐食することを避けるのが最大の役割となっています。
雨樋は、主に軒樋と竪樋とで構成されており、軒樋は、屋根の周囲を囲うように設置されている部分で、屋根から流れた水をまずここで受けます。
竪樋は、軒樋から流れてきた雨水を地面部分まで落とす配管で、排水口に導く役割を担っています。
雨樋は屋根から雨が流れ落ちる部分に取り付けるため、屋根の形状によって雨樋の配し方が異なります。
軒樋は、片流れ屋根の場合は屋根の一辺、切妻屋根の場合は屋根の二辺、寄棟造の場合は屋根の四辺に設置します。
軒樋に合わせて竪樋も設置され、片流れ屋根は2本、それ以外の屋根は4本を基本とし、住宅の形状に合わせて設置されます。
片流れ屋根など雨樋が少ない場合は、1カ所で受ける雨水の量が多くなるため、大きいサイズや高排水機能の雨樋にする必要があります。
雨樋の素材について
塩化ビニール
雨や太陽光による変色や劣化で、破損しやすいというデメリットがあります。
しかし、軽くて組み立てが簡単。また、広く普及しているのでコストが安く済むというメリットがあります。
合成樹脂
一見、塩化ビニール製との違いはほとんどありませんが、その耐久性には大きな違いがあります。
理由は、樹脂表面に紫外線による劣化に対して強い処理を施して、耐久性を高めていることなどが挙げられます。
後にお伝えする金属製には及びませんが、紫外線に対してある程度の耐久性は確保できます。価格は塩化ビニールより高めです。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウムは近年、脚光を浴びている金属素材です。
錆びにくく耐久性があり、加工もしやすいので、価格は他の金属素材に比べて安価な傾向にあります。
屋根材としてはすでに普及が進んでおり、雨樋の材料としても金属素材の中では最も普及しています。
銅
新しく設置した時は、いわゆる輝くような銅色をしていますが、徐々に酸化すると深みのある緑青色へと変色します。
この色合いがとても味のある素材で、神社などの屋根に使用されることが多いです。また、耐久性の高い材質でもあります。
価格帯はかなり高額です。
アルミニウム
アルミ製なので、雨水による錆びがないことが、最大のメリットです。
また加工についてですが、最大161メートルの長さまで製造できるので、余分な継ぎ目がないことも大きな利点です。
太陽熱による膨張も塩化ビニールと比較して約3分の1以下で、たわみやそりも発生しにくい素材です。
お値段が少し張ることと、流通量が少ないことが弱点だと言えるでしょう。
ステンレス
アルミ素材と同様に錆びず、耐久性が高いのが特徴です。
内側で雨樋を繋ぐことができるため、継ぎ目はあまり目立ちません。
価格帯はアルミよりは安価ですが、それなりの金額を覚悟する必要があります。
流通量がとても少ないことが難点だと言えます。
いかがでしたか❓
今回は『雨樋の素材』についてご紹介させていただきました🤗
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