ピンホールとはどんな現象?

 

こんにちは!

イオンタウン守谷支店です🤗

今回は“ピンホールとはどんな現象?”についてお話ししていこうと思います🌟

 

 

ピンホール(気泡)

外壁表面のポツポツと発生する小さな穴をピンホールと呼びます。

針で開けた穴に似た形からつけられた名前で直径1-3mmの小さな穴のことです。

 

起きる原因とは?

 

ピンホールは塗料の内側が乾ききっていないため、水分が蒸発する際に塗膜に穴が開いてしまう現象です。

塗料には重ね塗りするまでの天候や塗料によって乾燥時間が決められています。

乾燥が不十分な場合、内側の塗料に含まれる水分が乾燥する際に外側の塗膜に細かな穴を開けてしまいます。

 

1.塗料が乾ききる前の重ね塗り

ピンホールが発生する原因として多いのは、重ね塗りの際の乾燥が不十分であるケースです。

重ね塗りをする際には、すでに塗ってある塗料を十分に乾燥させることが大切です✨

塗料が乾く前に重ね塗りをしてしまうと下に塗った塗料が乾く過程で上に塗った塗料に気泡が入ってしまいます。

 

2.塗装前の下地調整が不十分

外壁塗装の後にピンホールが発生する原因として、「下地調整が不十分であったというものが考えられます。

塗装を行う前に高圧洗浄・ひび割れや穴の補修、錆びや汚れを落とす作業が必要ですが、

それらが不十分な場合にもピンホールは発生します。

下地調整が不十分な場合、塗膜がしっかり付着しないので塗装後にピンホールだけでなく塗料の剥がれに繋がることもあります。

 

3.塗料の希釈率が適正ではなかった

外壁塗装に使用する塗料は、原液をそのまま使うのではなく、水やシンナーで薄めて使用するのが基本です。

塗料を水やシンナーで薄めることを希釈と呼び、具体的に何%に薄めるのかを希釈率と呼びます。

塗料の希釈率はメーカーが目安を出しており、気温や湿度・日照時間などに合わせて現場で職人が希釈率を調整しています。

 

4.厚く塗りすぎた

厚く塗りすぎると下の層が乾く際に気泡が発生してピンホールが生まれます。

塗膜には最適な厚みがあり、厚すぎても薄すぎても品質が悪くなってしまいます。

 

5.塗装した日の気温が適切ではなかった

塗料には塗装を行うために最適な気温や湿度が定められています。

適切な気温ではない日に塗装をすると、ピンホールが発生する原因となるケースがあります。

特に「温度が30度以上や5℃以下、湿度が85パーセント以上」は塗装に適していません。

高温時は表面が早く乾燥し、内側との乾燥速度にムラができること、塗装中に乾いてしまいやすく、仕上がりが悪くなります。

 

6.塗料にごみや埃など不純物の混入

塗料にごみや砂などの不純物が混入すると不純物と共に空気が入ってしまったり、

不純物の混入により希釈率が変わったりすることで施工不良に繋がります。

 

7.塗装機器の不具合

外壁塗装では、ローラーを使って手作業で行う「ローラー工法」と、スプレーガンと呼ばれる機械を使って行う「スプレー工法」が存在しています。

スプレー工法で使用するスプレーガンの内側が汚れていた場合などは、

塗料にその油分が移ってしまい、ピンホールの発生原因になる場合があります。

 

このような理由からピンホールは発生してしまいます🥲

 

 

 

 

ピンホールを見つけたら?

 

せっかく塗装できれいになった外壁にピンホールを見つけると、非常に残念な気持ちになると思います。

外壁に発生したピンホールを放置すると、見た目が悪いだけではなく、機能的な面でも問題が生じてしまいます🥲

ピンホールの深さにもよりますが、小さな穴から雨水が外壁下地へ浸入し、外壁材や住宅の柱などを傷めてしまう恐れがあります。

ピンホールから雨水が侵入することで内側からコンクリートが劣化し塗料が剥げてしまいます。

また、住宅の内部に湿気がたまり、シロアリの原因になる可能性も否定できない為ピンホールを見つけたら放置しないことが大切です😊🌟

 

 

 

 

今回は“ピンホールとはどんな現象?”についてのご紹介でした✨

 

 

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